久しぶりにポートレートの作品撮りを行う。今回は広島県内で屋内ロケ。
自分の作品を撮るのだから作品撮りは言わばテストシュート。
依頼を受けての撮影ではそういった試験的なことはできないから、こうして自身を鍛える機会を設ける必要があるのだ。
これまでも作品撮りを通して新しいことに挑戦し続けてきた。それは撮影技術であったり、撮影環境であったり、表現手法であったりと様々だった。でもそのおかげで撮影の幅が広くなり、多様なシチュエーションでも自信を持って撮れるようになったことは事実だ。だからこそ今回も挑戦する。
既に手配は整えたので後は当日を待つばかり...という訳にはいかない。
これから衣装を決めたり、それに合わせてメイクやヘアメイクを決めていく。
事前にいくつかの作品イメージもつくっておき、どう撮るかを検討する。
そして当日は美容室でメイクアップ。
その後ロケ地で撮影。セッティングはもちろんいろんな調整をしていく。
どういう作品にしたいかをモデルと一緒になって具現化していく。
こうしたステップを踏んでいかないといけない。
作品撮りというのは、別の言い方をすると「自分自身のコマーシャル」を撮るのだ。その製作現場は常に自分自身と共にあって、真剣に取り組むからこそできるものがあるし、そういう作品を世に出したいと思っている。
そうしてできた作品を人に観てもらうことは大切なことだけど、それは楽しさとはまた違うものだ。最も面白く楽しいのはこうした創造する過程。
だからこそこの空気を味わってみたい人に向けて今回の作品撮りでは見学者を受け入れることにした。撮影現場だけでなくそれまでの過程もぜひ体験してもらいたい。興味のある方はトップページに記載の案内をご覧のうえ連絡ください。詳細は公開せず個別にお答えします。
今後、メイク、ヘアメイク、スタイリスト、アシスタントとしてご協力いただける方も随時募集しているので、そういう方からのご連絡もお待ちしています。またそういう方達の作品撮りで撮影者が必要でしたらぜひ声をかけてください。
お互いフィーリングが合うようであれば、ぜひ一緒に新しいものを創っていきましょう。